長岡花火大会が終わり、お盆が過ぎ、高校野球甲子園大会が終わると夏の終わりを感じる気持ちになります。
この夏はパリオリンピックもあり猛暑に負けじと体温も熱くなる応援をして過ごしていました。柔道やレスリングなどメダルの獲得が期待される種目は、日本人選手が次に対戦しそうな選手の試合までしっかり観させくれます。
しかしながら注目度が低い競技でのメダル奪取だとニュース枠の一コマでしか流してくれないのが残念でした。近代5種などあまり馴染みのない競技などは、むしろメダル奪取の機会にしっかりと解説を交えて見せてほしかったものです。
また陸上競技などで決勝進出が期待される種目では、日本人が準決勝で破れたりすると、決勝はライブで一度放送するのみで、その後はNHKプラスでも見れずに決勝の様子がわからないままということもありました。女子100mハードルがそれにあたります。
時間的にもちょうど陸上の決勝種目は日本時間の朝方に集中しているのでうっかりすると、ついウトウトしてしまい、楽しみにしていた決勝を見逃してしまうという残念な思いをしたことがありました。BSで再放送してもらいたいです。
1年を経過した相続土地国庫帰属制度
オリンピックで盛り上がった夏でしたが、このブログでも紹介した相続土地国庫帰属制度で、この度法務省より経過の報告がありました。
制度を利用して国有化された土地の件数ですが2024年7月末時点で2481件の申請があり、それにより認められ国有化になった土地は667件とのことです。
1年ちょっと経った今でも利用率がまだまだ少なく、制度そのものの存在を知らない人も多くいるのが現実だと思います。この辺は相続不動産を扱う士業のはしくれとして利用率のアップに努めていかなければならないと思っています。
また、こういった話で忘れがちになるのは、「ただ」で国が土地を引き取ってくれるのではないということです。制度を利用して法務局の審査で承認された場合、10年分の管理費用として原則20万円の負担金を納める必要があります。
これが高いか低いかは個人の見解によるところですが、土地が長年放置されると何かの機会に土地を手離そうとする際に、何もできないというデメリットをきちんと伝えることが士業の役割だと思います。
なお法務省によると、2024年7月末時点で2481件の申請があったことは既に記載した通りです。国有化された667件の内訳は、宅地が272件、農用地が203件、森林が20件、その他が172件でした。(出典 8/16 新潟日報)
長岡で使い道のない土地についての相談窓口として
当店でもこの1年間相続土地国庫帰属制度の利用促進に取り組んできましたが、一般の人にこの制度が浸透するにはまだもう少し時間がかかるようです。
今後も使い道のない土地を相続した相続人には、積極的な声掛けを続けていきますので、そのような土地を取得されお困りの方はぜひフェニックス不動産、行政書士結城事務所へご相談ください。