長岡で宅建試験を受験された皆さんおつかれさまでした。
受験予備校が早々と回答速報を出し、合格ラインも予想するので、自己採点で直ぐに結果を知ることになりますが、合格間違いなしと思う人は合格発表を楽しみに待っていてください。
また当落線上にいる人は合格発表まで落ち着かない日々を過ごすことになりますが、先ずは根を詰めて勉強した頭と体を休ませリラックスさせてください。
私も二十代前半に不動産会社に転職する際、当時の長岡の職安の担当者から宅建主任者の資格が必要条件だと言い渡されたことがきっかけで、宅建という資格を知りその合格の為に貴重な青春時代の一時期を宅建の勉強に捧げた者の一人として、10月の第3日曜日を忘れたことがありません。そんわなわけで今回は宅建試験にまつわるエピソードを少しお話します。
短期で合格したい人や効率的に学びたい人の多くは受験指導校を利用されると思いますが(長岡市にもありますね。)受験指導校はより多くの短期合格者を輩出させることが宣伝になり、受講生を集まりやすくさせるわけですので、一回で合格する人を称賛します。
ある有名講師に言わせれば、試験の日(10月の第3日曜日)が決まっていて、問われる科目も決まっていて、問われるポイントもだいたい決まっていて、そんな試験に落ちる人は不真面目で不誠実な人間だと言います。
短期合格を目指す上では全くその通りですが、それで合格する人はいいとして、残念ながら短期合格に漏れてしまう人も一定数はいるわけで、その中でも諦めずに合格への執念を持ち続け合格した人は努力賞をあげてもらいたいものです。
宅建は国家資格の中では易しいと言われてますが、それでも合格率は15%ちょっとですので、一筋縄では上手くいかず、法律の試験でもある事から理解するにはある一定の時間をかけて覚える必要があります。そしてそのための戦略を立てないと攻略(合格)が難しい試験です。
先日YouTubeを観ていたら柔道銀メダリストで格闘家だった、小川直也さんが昨年4度目にして合格した事を知り驚いたと同時に感心しました。不合格を繰り返して2回、3回と受け続けると合格したいという当初持っていた強い気持ちも萎えてしまうものですが、諦めずに挑戦を繰り返し合格したことに拍手を送りたいです。
小川直也さんの受験のエピソードを聞きましたが、合格を決めた受験の時はやるべきところはきっちり押さえている話ぶりでしたので合格するべくして合格したのだと思いました。
バブルの絶頂期に42万人もの受験申込があり、長岡の受験会場も中学校の校舎がまるまる受験生でいっぱいになりました。いかにふるい落とすかという時代の試験に私も翻弄されました。何とか合格することができ今日まで長岡で不動産会社を続けてこれましたが、これも宅建という資格に出会い合格を目指したことから始まったことであり、宅建がその後の人生を切り開いたと言っても過言ではありません。
またその後にチャレンジした試験でも、宅建受験時代の勉強方法や合格までのプランを練るという資格試験合格までの考え方が身に付いたと思います。
合格発表は少し先ですが、もし残念な結果に終わった人は、ここまでやってきたことは無駄でないので少し休んでからどうするか考えてみて下さい。まずは長岡の受験生の皆さんお疲れさまでした。